EXCEL 小技・テクニック集

EXCELマクロ(VBA)講座2/VBAコードの書き方

EXCELマクロ(VBA)講座2/VBAコードの書き方

VBAコードを書いていきましょう

前回の内容(EXCELマクロ(VBA)とは?)では、試しにマクロを実行するところまでをご紹介しました。

今回はVBAコードについてもう少し詳しく解説していきます。

VBAコード基本の形

VBA SUB

VBAコードの基本形はまず、標準モジュール内に
Sub 処理の名前()
処理…
処理…
処理…
End Sub
の形が基本ですので、まずはこの形を覚えましょう。
次に、実際の処理コードで高頻度で使用されるコードを説明していきます。

セルを編集するコードRange 例文

Range("A1") = 1
※A1セルに1を入力

Range("A1") = 1 + 1
※A1セルに1+1の計算結果(2)を入力

Range("A1") = range("A2")
※A1セルにA2の内容を入力

Range("A1").Select
※A1にカーソルを合わせる(選択する)

Range("A1").copy Range("B1")
※A1セルをコピーし、B2に貼り付ける

Range("A1:A2").copy Range("B1:B2")
※A1:A2セルをコピーし、B1:B2に貼り付ける

Rangeだけでもいろいろな処理が存在するので、初めは大変ですね。

セルを編集するコードCells 例文

Cells(2,1) = 1
※2行1列(A2セル)に1を入力

CellsとRangeの大きな用途の違いとしては
・セルの列指定を数字で行いたいか、アルファベットで行いたいか
・範囲指定(Range)を行いたいか
ですね。

For 例文

Sub 連番1から5()
Dim row_cnt
For row_cnt = 1 To 5
Cells(row_cnt, 1) = row_cnt
Next row_cnt
End Sub

まず、コード内に出てくるDim row_cntですが
VBAでは処理中に一時的に箱のようなもの(数字が入ったり文字列が入ったりする箱)が使用できます。
Dim row_cntと書くことで
「row_cnt」という箱を作りました。

次にFor文のコードですが
For row_cnt = 1 To 5
処理
Next row_cnt
と書くことで、row_cntを1から5になるまで、順番に処理を実行するということになります。

Cells(row_cnt, 1) = row_cnt
について、row_cntが1のときは
Cells(1,1) = 1 ※A1に1をいれるとなります。これを1から5まで繰り返すので
Cells(2,1) = 2
Cells(3,1) = 3
Cells(4,1) = 4
Cells(5,1) = 5

となっていきます。
改めてまとめると

row_cntに1がはいる
cells(1,1) = 1
Next (row_cntに2がはいる)
cells(2,1) = 2

Next (row_cntに5がはいる
cells(5,1) = 5
Next (row_cntに6がはいる)
1〜5の範囲ではなくなったので、For文を終了する

となります!ちょっとわかりづらいかな??

IF 例文

IF文の基本形態は下記のようになります。
If 演算式 Then
処理A
ElseIf 演算式 Then
処理B
Else
処理C
End If

処理Bが必要ない場合はElseIf〜処理Bの部分は除いてよいですし、Elseの部分も必要なければElse〜処理Cを除いてもかまいません。

■例文
Sub A1からA5まで空白かチェック()
Dim row_cnt
For row_cnt = 1 To 5
If Cells(row_cnt, 1) = "" Then
Cells(row_cnt, 2) = "空白です"
End If
Next row_cnt
End Sub

先ほどのFor文と組み合わせてみました。
A1からA5までで空白があればB列に「空白です」と入力するコードです。

さて、どうでしたでしょうか。
今回はVBAコードを書く上で使用頻度がかなり多いCells,Range,For,Ifの四つの構文を説明させていただきました。
最低限の説明ですので、応用の方法はそのうち説明させていただこうかと思います。

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