エクセル集計関数を極める！データ集計(合計)、個数カウント、条件付き集計などまとめて紹介！

エクセル集計を関数極めよう！様々な集計関数まとめ

定番のSUMからこんな関数まで！？EXCELでの様々な集計関数をご紹介。
あなたも集計の達人を目指そう！

エクセル集計1

15行目以降のデータに対し、様々な集計関数、集計方法をご紹介します。

集計関数と言えばまずは大定番のSUM関数

エクセル集計2

エクセル集計3

▼E3の数式
=SUM(E16:E1048576)
E16から下のセルについて、全てを足し合わせます。

F3についてもE3の数式と同様の処理を行いたいため
E3のセルをコピーし、F3に貼り付ければ
▼F3の数式
=SUM(F16:F1048576)
となります。

掛け算はPRODUCT関数

エクセル集計5

E列とF列の掛け算を行うわけですが、掛け算の場合大抵の人が行う方法として*(アスタリスク)を使う方が多いと思います。
でも実は掛け算にも関数があるので紹介します。

エクセル集計6

▼G3の数式
=PRODUCT(E3:F3)
使い方はSUM関数と同様ですね。
複数セルを掛け算したい場合などは、*よりもPRODUCT関数を使用した方が効率的ですね。

足し算・掛け算ではなく、個数（行数）をカウントしたい場合はCounta関数

エクセル集計7

エクセル集計8

▼H3の数式
=COUNTA(A16:A1048576)
COUNTA関数は選択した範囲で空白ではない部分をカウントするため、データを持っている行の数をカウントしてくれます。

条件を指定して加算集計するSUMIF関数

エクセル集計9

エクセル集計10

▼E6の数式
=SUMIF($D$16:$D$1048576,$D6,E$16:E$1048576)
D列のうち$D6（男）の行に対し、E行の数字を加算します。

この際、F6,E7,F7にも同様の条件でSUMIFを行いたいのですが
性別の列は動かないため$D$16:$D$1048576というように「$」をつけています。
また、二つ目の引数についても条件値の列は変えないため「$」をつけ、$D6としています。

同様に、加算する列については16行目からという部分を変えたくないため、行数部分に「$」をつけています。
E$16:E$1048576

あとはこの数式をF6,E7,F7に伸ばしてあげれば

エクセル集計11

参照部分がずれずに反映されましたね。
G列は先ほどのProduct関数で埋めています。

条件を指定して個数をカウントするCOUNTIF関数

エクセル集計12

エクセル集計13

▼H6の数式
=COUNTIF($D$16:$D$1048576,$D6)
SUMIFのときと違うのは、加算する列の指定がないことですね。
D列のうち、D6（男）の個数をカウントします。
$の付け方もSUMIFのときと同様で、H7にもコピペできます。

複数条件を指定して加算集計するSUMIFS関数

エクセル集計14

エクセル集計15

▼E10の数式
=SUMIFS(E$16:E$1048576,$B$16:$B$1048576,">="&$C10,$B$16:$B$1048576,"<="&$D10)
SUMIFのときと違うのは、先に加算したい列を指定します。（E$16:E$1048576）
そのあとに、（一つ目の条件範囲,一つ目の条件,二つ目の条件範囲,二つ目の条件…）
と引数を指定していきます。

今回の例ではB列の日付のうち「$C10」以上「$D10」以下（1月1日～1月31日）の期間集計をしています。

そう、実はSUMIF,SUMIFS,COUNTIF,COUNTIFSについては、演算子やワイルドカードなどが使用可能で
以上・以下・イコールや、部分一致（*条件*）を条件にすることが可能なのです。

さて、E10の数式は先ほどのSUMIF同様にE11,E12,F10,F11,F12にコピペが出来るように$指定してあります。

エクセル集計16